ゼッケン/腹帯

<ゼッケン>
馬に合った鞍を使えば、ゼッケンは汗取りゼッケン程度の薄いものを挟むだけで十分です。薄いゼッケンであればライダーは馬体に脚を添わせやすくなります。
現時点では馬の背に筋肉がついていないためにパッドを使うという場合は、まめにサドルフィッティングをチェックして筋肉の発達に合わせて薄いパッドに替えていき、最終的にはパッドを抜くのが基本です。

ゼッケンは馬の背に沿って立体成形された物を使用し、鞍溝に沿って前後を持ち上げ光が通っている事を確認しましょう。こうすれば馬の背は蒸れません。

<腹帯>
運動中、馬の背中は常に変動しているので、そこに鞍を固定しようとすれば当然腹帯をめいっぱいきつく締めることになります。しかし馬に合った鞍を使用すれば、鞍は馬の動きに合わせて動き、しかも常に正位置に収まるのできつく締める必要はありません。
腹帯に手のひらが入る程度の余裕を持たせれば、馬は楽に呼吸ができ、鞍も託革の伸び・穴のつながりといった消耗を防ぐことができます。